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2018.12.12
あなたがもし、収入1000万以上あって、
お金に不自由がない方だったり、
実家がお金持ちで、将来の不安がない方だと、
家づくりの予算をそれほどシビアには考えないかと思います。
ただ私も多くの方と同様、後々の暮らしを考えると
シビアに考えてしまいます。
10年後の将来がどうなるかわからない今の時代、
すこしでも月々の負担を減らすのが、将来のためだと思いますよね。
おはようございます。
さくらホーム 中川です。
お客様が他の住宅会社などに聞いた情報によると、
一般的にはみなさん、トータル3500万ぐらいで、
家づくりをされているようです。
土地取得費1100万円+建築費2000万+外構費150万
+地盤改良費50万+諸経費200万ぐらいでしょうか。
このケースの場合、諸経費200万を自己資金で賄い、
3300万円を、全期間固定金利のローン(1.35パーセント)35年で、
借り入れたときの月々の支払いはなんと!
98,633円になるんです。
もしあなたのお家の手取り月収が40万円だったとして、
この支払額をどう思われますか?
正直ちょっとしんどいですよね?
世帯収入の約4分の1の支払いですので、
そこまでキツイ!というわけではないですが、
あまり日常の生活にゆとりがあるとは思えません。
あなたのお小遣いが減るのは確実でしょうし、
たまにの旅行もあまりいけないでしょう。
そして共働きの場合、奥さんは仕事を辞めることができないかと思います。
(旦那さんの収入にもよりますが)
そして、子供が小さいうちは、食費もレジャー費も、教育費も、
そこまでお金もかかりませんが、
大きくなるにつれて、どんどんお金がかかるようになります。
中学生にもなると、携帯代や、電気代、塾代などもかかってきます。
そう考えると、あなたの収入で賄える範囲だけで、月々の支払の金額を
設定するほうがいいとはおもいませんか?
手取り25万円だとすれば、多くても80,000円、
できれば70,000円におさえたいですよね。
そうすればその後の暮らしにも余裕が出てくるかと思います。
もし、月々の支払を80,000円だとすると、
2700万円の借り入れとなります。
この場合、ご両親に600万を贈与してもらうように
頼むか、600万カットしたお家づくりをしなければなりません。
これを70,000円だとすると、
2350万円の借り入れとなり、
さすがに950万を贈与してもらうのは難しいですし、
950万カットして家づくりを計画しなければなりません。
(こうなると、土地を買わない方向であったり、大幅な計画変更をしないといけません。)
すこし、シビアかもしれませんが、やはりこれくらいの数字のほうが、
あなたの後々の暮らしのためを思うと、現実的だと思います。
しかし、多くの方は、何も知らずに、住宅会社に言われるがままに、
無理な予算を組まされて、家づくりを進めてしまっていることがあるかとおもいます。
それぐらい普通ですよと言われると、多少無理をしてでも、
夢のマイホームのためなら突き進んでしまう人も多いかと思います。
そうなってしますと、後々の暮らしがしんどくなるのは
目に見えていますよね。
なので、家づくりの時にはまず最初に、
しっかり地に足の着いた資金計画を行い、
無理のない家づくりを進めて行ってほしいと思います。
ではまた。