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変動金利のしくみとは?

2019.5.11

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家を買うとき、ほとんどの人が利用するであろう住宅ローン

でも、その中身をちゃんと理解して選んでいる人は実は少数なんです。

やっぱり、変動金利がー固定金利がー保証料がーってややこしいですよね。

そして、中身をきちんと理解していない人のほとんどが、「変動金利」の住宅ローンを選んでしまいます。

銀行は基本的に、変動金利を勧めますし、不動産業者等も

変動金利が良いですよーと言ってきます。

 

おはようございます。(株)さくらホーム中川雄大です。

 

じゃあ、どっちがいいの?と言われるとどっちかが絶対に良いとは言い切れないんです。

なぜなら、どちらにもメリットデメリットが存在します。

なので、その両方をしっかり理解したうえで選ぶことが大事になるんですよ。

 

ではまずは、「変動金利」のお話をさせて頂きたいと思います。

ちなみに変動金利ってどういう印象でしょうか?

金利の変化で月々の支払がすぐ変わってしまうと

思われているかたも多いかと思います。

しかし、実際はそうではありません。

 

ローン金利は半年に一回、変動する可能性があります。

ただ、金利が変動したからと言ってすぐに返済金額が変わるわけではないんです。

返済金額の改定は5年ごとに行われます。

 

この説明を受けたとき、みなさんは

あまり返済金額が変わらないのなら安心という風に思いがちです。

しかし、ここに変動金利のからくりがあるんです。

 

たとえば、1年後に金利があがってしまっても

返済金額は5年間変わりません。

しかし、その内訳はかわってしまうんです。

 

つまり、金利が上昇すると返済金額の内訳の

元金のところが減り、利息の割合が増えてしまうんです。

 

例を挙げてみましょう。

 

あなたは変動金利で住宅ローンを組んだとします。

月々の返済金額は75,000円で

内訳は元金が55,000円、利息が20,000円だったとします。

そこで、その金利が半年後に上がったとします。

 

すると、返済金額は75,000円のままなのですが、

その内訳は45,000円の元金と30,000円の利息

という風になってしまいます。

 

こうなると元金の減りは遅くなり、5年後の住宅ローンの

返済額が大きく上がってしまう可能性が出てしまいます。

 

ただ、変動金利には一応の救済措置もあるんです。

「激変緩和措置」といって、ローンの支払いができなくなるほど、返済額が上がらないように、

5年後の返済金額の改定の時に、今まで支払っていた金額の1.25倍までしか上がらないという仕組みです。

 

あなたが75,000円月々支払っていたなら、

5年後の改定の時は最大でも93,750円までしか

上がらないということになります。

 

こういったことがあるので、変動金利はリスクが高いと言われることが多いんです。

金利が上がったとしても、すぐに生活が脅かされることはまずありません。

ただ、金利があがるとじわじわとあなたの家計を圧迫していくことになってしまいます。

元金がへらず、利息ばかり払ってしまうような状況になるからです。

 

なかなか住宅ローンが終わらず、定年後も支払わないといけなくなったり、

ゆっくりとした老後もすごせず、アルバイトをしないといけなくなったりということにもなりかねません。

 

また、極めてまれなケースですが、

変動金利の最大のリスクとして「未払い利息」

というものがあります。

 

これは支払えていない利息が溜まっていってしまうことです。

 

どういう状況かといいますと、

もし日本が急激なインフレになったとします。

物価が上がると金利もそれに伴って上がります。

 

するといままで75,000円のうち、元金50,000円、利息20,000円だったのが

利息だけで80000円となってしまうことがあります。

 

すると返済金額は75,000円のままなので

5,000円の利息分が不足してしまいます。

そして元金が減らなくなってしまいます。

 

この支払ができていない状態の利息を「未払い利息」といいます。

とはいえ、こういったことが起こることはまずないかと思います。

ただ、そういう可能性をひめているのが「変動金利」なんです。

 

こういったリスクを回避するには、

ローンの支払いと並行して、どんどん貯蓄をして

金利が上がったときに、なるべく繰り上げ返済をして

利息をなるべく支払わなくていいようにすることです。

是非、参考にしていただければと思います。

 

それではまた!!

 

 

 

 

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