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契約前に気付きにくい資金計画の落とし穴

2020.12.2

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先日、機会があって、

とある住宅会社の営業の方が作成した

資金計画書と間取り図面を拝見させていただきました。

 

その間取り図面は、資金計画書に記載されている

家の予算を少しばかりオーバーしそうですが、

相談しながら修正していけば、

ほとんど予算オーバーすることもなさそうなプランでしたし、

エクセルシートでキレイに作成された資金計画書も、

一見よくできたもののように見えました。

 

しかしながら、、、

 

おはようございます。

SIMPLE NOTE 和歌山スタジオ 和田です。

 

資金計画書を細かくチェックしてみると、

いくつかの問題点が発覚したのです。

まず、1つ目の問題点は、

 

  • 火災保険の予算が漏れていたこと

 

銀行で住宅ローンを借りるとなると、

火災保険への加入が必須項目となってきます。

(昔のように質権設定までされることはありませんが、

保険の証書のコピーを銀行に渡さないといけません。)

なのに、この項目がスッポリと抜け落ちてしまっていました…

 

火災保険は、家の金額だけじゃなく、補償の範囲や年数、

構造などによっても金額が変わってくるものなので、

一概にいくらとは言えませんが、

弊社では50万円~60万円ぐらいの金額をこの項目に計上するようにしています。

最大で10年分の保険料を最初に支払うことができ、

長期間かけておくほど割引率がよくなりますし、

最近は地震保険もしっかりかけておきたいと希望される方が多くいらっしゃいます。

お家の保険は、火事だけでなく、台風や水災にもしっかりと備えておくことも大切ですから、

建てた後も安心して暮らすためには大変重要な項目です。

もし、後からこれだけの費用が必要だと言われたら、

非常に困った状況に陥ってしまいますよね?

 

 

  • 外構工事の予算が少なすぎること

 

これが2つ目の問題点です。

このお客様の購入される土地は、72坪もの広さがある土地です。

この広さだと、整地をして砂利を敷き、駐車場のコンクリートを打ち、

境界のブロックを積み、ポストと表札を設置するだけでも、

土地の面積×1万円ぐらいの費用が必要になってきます。

つまり70万円強の費用がかかってくるということです。

 

なのに、たったの30万円しか予算が計上されていませんでした。

これでは、業者さんに頼んで、

砂利を敷いてもらうことすら難しいかもしれません。

ましてやコンクリートなんて絶対に無理となってきます。

 

実は、この外構工事が最も予算が崩れやすい項目です。

なぜなら、家を建てる前までは、

それほどお金をかけなくていいと考えていたにもかかわらず、

家が完成間近になってくると、

やっぱ庭もきれいにしたいという願望が生まれてくるからです。

しかし、これだけしか予算がなかったら、

どうすることもできませんよね?

 

 

  • エアコンが3台で15万円!?

 

これが3つ目の問題点なのですが、

これはどのように思われますか?

在庫処分のため安売りしている6帖用の分なら実現できるのでしょうか?

設置代まで含めてこの価格で…

 

おそらくリビング用のエアコンの製品代だけでも、

15万円以上かかってくるのが今の製品ではないでしょうか?

それに加えて設置代もかかってきますしね。

 

そう考えると、3台で30万円ぐらいは計上しておかないと、

いざエアコンを買いに行った時に、

困り果てている自分の姿が、容易に目に浮かびますよね?

 

 

  • カーテンの予算が少なすぎること

 

これは4つ目の問題点です。

弊社ではカーテンを極力つけなくていい間取りを

ご提案させていただくことから、

0円~10万円の間の予算で充分足りるわけですが、

人目に触れ方向に大きな窓をたくさん作った間取りでは、

それら全てにカーテンをつけざるを得ないことから、

そのようなわけにはいきません。

拝見させていただいた間取り図面では、

大きな窓だけでも5カ所あったうえに、

カーテンを設置すべきであろう小窓もいくつかあったので、

おそらく最低20万円は予算を計上しておかないと、

後から余分な出費に苦しむことになってしまいます…

にも、かかわらず10万円しか予算をみていませんでした。

 

おそらく、たとえニトリと言えども、

10万円で予算が足りることはないでしょうから、

後から困った状況に陥ることは間違いないでしょう…

 

いかがでしょうか?

 

これらが、この資金計画の中に潜んだ落とし穴です。

これらを合わせると、少なくとも150万円以上、

予算にズレが生じることになってしまうわけですが、

このような土地や家以外にかかってくることになる

諸経費に対する計算の甘さが引き起こす予算オーバーは、

実は、多くの方が直面している現実です。

 

これによって、ゆとり資金として残しておいた

貯金まで全て食い尽くしてしまうなんてことは、

決して珍しい話ではありません…

 

ですから、初めての家づくりで、

分からないことも多々あるとは思いますが、

しっかりご自身でも勉強し、

自分の身を守るようにしていただければと思います。

資金計画も、ただしていれば安心というわけではないですからね。

気を付けてください!

 

それでは、、、

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