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2021.9.24
まだ家づくりを始めたばかりの方には、あまりピンと来ない話かもしれませんが、
26坪の家と聞くと、なんとなく“部屋が狭いんじゃないか?”とか“収納が全くないんじゃないか?
”とか“ちょっと小さすぎるんじゃないか?”とお感じになるのではないでしょうか?
しかしながら、実は26坪もあれば、なんと20帖もの大空間LDKを確保することも出来るし、
その上、トータルで9.5帖もの収納まで確保することが出来てしまいます!
ざっと計算するならば、延床面積の約18.2%が収納ということになるんです!
(9.5帖=4.75坪なので、4.75÷26=約18.2%となります)
実際の平均的な一戸建ての収納量は延床面積の10%ぐらいなので、
(35坪=70帖の家だと、合計で7帖ぐらいの収納が普通ということです)
平均的な家よりも広い収納を確保しつつ、
20帖もの大空間LDKをつくることが出来るというわけですよね。
延床面積で26坪もあれば。
おはようございます。SIMPLE NOTE 和歌山スタジオ 和田です。
では、もう少しつっこんで、この場合の部屋や収納の広さについて
分解していってみたいと思います。
まず、26坪という広さを帖数に換算すると、52帖ということになるのですが、
この52帖から玄関とホール分として2帖を差し引き、
さらに玄関の収納として1.5帖を差し引きます。
〔52帖−2帖−1.5帖=48.5帖ですね〕
次に、お風呂(2帖)、洗面(1帖)、脱衣(2帖・うち0.5帖を収納にします)、トイレ(1帖)といった
水回りスペースとして6帖を差し引きます。
〔48.5帖-6帖=42.5帖ですね〕
続いては、それぞれの部屋を差し引いてみることにしましょう。
まず、寝室として6帖、それから寝室の収納として3帖、
(いわゆるウォークインクローゼットですね)、
子供を2人と想定し、それぞれに4.5帖の部屋と0.75帖のクローゼットを確保したと仮定し、
これらを全て差し引いてみます。
〔42.5帖-6帖−3帖-4.5帖-0.75帖-4.5帖-0.75帖=23帖ですね〕
となると、23帖の面積が残ってくることになります。
そして、キッチン裏にも3帖の広々パントリーを設けると、
LDKとして20帖ものスペースが残ることになるわけですよね。
収納も、玄関に1.5帖、脱衣室0.5帖、子供部屋2室分で1.5帖、
寝室に3帖、LDKに3帖、あるので、これらを合計すると9.5帖になりますしね。
なかなかいい感じの収納量になりましたね?
そして、この広さの住まいが、性能に優れた断熱材を使用し、
天然の無垢の床板を全面に使用しつつ、かつ、
プライバシー性に優れとっても使いやすい広々したウッドテラスまでもつくりつつ、
その上更に、抜群のデザイン性まで兼ね備えた状態で、
実現することが出来るとしたら素敵だと思いませんか?
お気付きのことかもしれませんが、
確かに、寝室や子供部屋といったそれぞれの個室は少し狭めにとっています。
なぜなら、ほとんどの方のライフスタイルが、家族みんながリビングで一日の大半を過ごし、
個室はただ寝るだけの部屋になっているからです。
寝るだけの部屋を無駄に広くする必要はないですよね?
もし、あなたがこれらの部屋まで広くつくろうとすれば、
家の面積ばかりがどんどん膨らみ、
コストがかかり過ぎてしまうことになってしまいます。
また、よくある普通の2階建てにして、個室を全て2階に上げてしまえば、
コストはそれなりにカット出来ることになるのですが、
使い勝手は決していいわけではありませんよね?
とりわけ子供が小さいうちは・・・
せっかく広くつくったリビングも、子供のおもちゃや荷物で入居半年後には、
もうグッチャグッチャです・・・
よほど、片付けや整理が得意な人じゃない限りは、
(子育て世代の90%以上の人がこうなっているのではないでしょうか?)
さらに、2階に個室が増えても、1階との間に温度差が出来てしまうので、
快適には暮らしにくいし、快適性を追求しようと思えば、
余分な光熱費がかかってくることになってしまいます。
しかも、その場合2階に無駄な廊下がたくさん出来てしまうので、
特になくても良いものに、余分なコストをかけなくてはいけなくなってしまいますしね。
とはいえ、どのような間取りにしたいのか?だったり、
家にどれくらいお金をかけたいと考えているのか?は、
収入や貯蓄の状況によっても違ってきますし、また価値観によっても違ってくるので、
今回ご説明させていただいたような住まいが、
全ての方にとって必ずしも良いというわけでもないですけどね。
しかし、もしあなたが、可能な限り予算を抑えながらも、より過ごしやすく、
より使い勝手がいい、家族が集まる大空間リビングのある住まいを実現したいとお考えであれば、
一度弊社にお越しいただければと思います。
きっと、あなたにとって新たな発見とワクワクがありますから!!
それでは・・・